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『DeFi』Venus Protocol(ヴィーナスプロトコル)の使い方

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BTC、ETHの近年の価格上昇を考慮したら、ガチに保持するのが良い。

という事で、自分の場合は、BTCやETHを積立しながら長期保有する予定です。価格上昇を期待して長期保持するだけではもったいないので、BSC上の分散投資(Defi)で運用しています。

そこで、使用されるのがVenus Protocolです。Venus Protocolに預け入れて利息をもらうことができます。また、ガバナンストークン「XVS」も利息と一緒にもらえます。1XVSの価格は、現時点において、$111.1526 と高騰しています。

自分の場合は、BTC、BNB、ETHを預け入れて各種仮想通貨を借りいれてます。詳細はまたの機会で、ここではVenus Protocolの使い方を説明します。

Venus Protocol(ヴィーナス・プロトコル)とは?

Venus Protocolとは、『BSC(バイナンススマートチェーン)上で利用されるDeFiベースのプロトコル』になります。

これだけだと、意味が全くわかりません。もう少し簡単に説明するなら、『BSC上の銀行』です。ようは、ユーザー同士で仮想通貨の貸し借りが出来るようにする仕組みです。

Venus Protocolでは主に以下の3つが行えます。

  • 仮想通貨の貸し出し
  • 仮想通貨の借り入れ
  • ステーブルコイン「VAI」の発行

ユーザーが貸し出した資産は、他のユーザーの借り入れ資金に充てられる仕組みになっています。

そのため、貸し出し時は対価として利息収入がもらえる、借り入れ時は利息を含めて返済することになります。

VAIは米ドルと1:1の割合でペッグされるよう設計された、Venus Protocol独自のステーブルコインです。

Venus ProtocolとPancakeSwapの違い

BSC系のDeFiには、PancakeSwap(パンケーキスワップ)もあり、いまいち違いが理解できない人は多いかもしれません。どちらも仮想通貨を預けることで利息がもらえることに変わりありませんが、以下のような違いがあります。

預け方と資産の使われ方が異なる

【Venus Protocol】

  • 通貨単体で預ける
  • 借り入れ資金として利用される

【PancakeSwap】

  • 通貨ペアで預ける
  • トレード(交換)資金として利用される

Venus Protocolは「銀行」、PancakeSwapは「取引所」としての役割を担うイメージです。

まとめると、Venus Protocolは、資金を持っている人から借り上げて、必要としている人に貸し出している。PancakeSwapは、人々から資金を集めて、BTCからETHへの交換の様に仮想通貨の流動性を提供している。

『DeFi』Venus Protocolの始め方(準備編)

Venus Protocolで仮想通貨の運用を始めるためには、まず以下のものを用意しておく必要があります。

事前に用意しておくもの

今から運用したい方は、それぞれ準備しましょう。

具体的には、国内の取引所でBTCを購入して、BINANCEに送金。BINANCEに到着した資金をMetaMaskに送金すればよいのです。ここで注意すべきは手数料です。BTCの送金は、乱高下してますが、『DMM Bitcoin』を利用することをお勧めします。何といっても、手数料が0円です。

『DeFi』Venus Protocolの使い方

Venus Protocolの主な使い方は以下の3つになります。

  1. 仮想通貨を貸し出して利息をもらう
  2. 仮想通貨を担保にしてVAIを借り入れる
  3. VAIをステーキングしてXVSをもらう

BSCのウォレットに仮想通貨を準備できたら、さっそく運用してみてください。

①:仮想通貨を貸し出して利息をもらう

まずはMetaMaskをBSCに接続した状態で、Venus Protocolのページに移動します。

そうすると、MetaMaskが起動してVenus Protocolと接続するか聞かれるので、「次へ」⇒「Connect」をクリックします。

接続が完了するとDashboardの画面が表示されます。

Venus Protocolのダッシュボード画面

右下の「Supply Market」から貸し出す通貨を選んで「Enable」ボタンをクリックします。

BUSDの「Enable」をクリックする

次にMetaMaskが起動して利用を許可するか聞かれるので、問題なければ「確認」をクリックします。

Transaction Feeを消費して許可する

Transaction Feeがこの処理にかかる手数料で、BNBを消費します。

なお、MetaMaskの「Activity」から処理のログを確認できます。

続いて、貸し出したい数量を入力するか、すべて貸し出す場合は「MAX」を選択して、「Supply」ボタンをクリックします。

1,000BUSDを「Supply」する

MetaMaskが開くので「確認」を選択して、処理が完了するのを待ちましょう。

問題なく貸し出しできると、以下のような画面になります。

BUSD等の貸出総額が表示される
  • Supply Balance:貸し出し総額
  • Borrow Balance:借り入れ総額
  • APY with XVS:XVS報酬を含む年利

「APY with XVS」をOFFにすると、貸し出した通貨のXVS報酬なしのAPYを表示することができます。

また、「Supply」の項目が追加されて、「Balance」のところでAPYに応じた利息がリアルタイムに増えていきます。

Venus Protocolの画面左メニュー「Vote」を開くと、XVSの獲得状況が確認できますよ。

投票ウォレットに貯まったXVS

「Venus Earned」の右側にある「Collect」でXVSをいつでも収穫できます。

ただ、Collect1回にかかる手数料が結構高い(200~300円)ので、収穫するときは注意してください。

収穫したXVSは、そのまま貸し出すか、PancakeSwapで他の通貨に交換するか、貸し出し中の通貨に交換して枚数を増やすか、使い道は色々あります。

②:仮想通貨を担保にしてVAIを借り入れる

「VAI」はVenus Protocolのステーブルコインになります。

このVAIをなぜ、借り入れるのかというと理由はこれです。

  • 利息を支払わなくていい
  • APYが高い(約40~60%程度)

※2021年2月19日時点

「Borrow Market」から他の通貨も借りられますが、どの通貨も利息を支払う必要があります。ただ、借りる場合でもXVS報酬がもらえるため、ほとんどの通貨はトータルでプラスになりますが、利息は払いたくないので考える必要はあります。

VAIに関しては無利息で借りることができる上に、XVS報酬に期待できるので、さっそく借り入れるのが良い。

まずは、貸し出し通貨を担保として有効化するため、Supply Market内の貸し出し中通貨の右側にある「Collateral」の切替バーをクリックします。

BUSD「Collateral」の切替バーをクリックする

MetaMaskが起動するので「確認」を行って完了すると、Collateralが自動的に「ON」に切り替わります。

そうすると、画面左側の色が違う部分「Borrow Limit」のところに金額が表示されるようになります。

借入限度額が表示される

これが担保に対する「借り入れ限度額」になりますね。

Venus Protocolの「担保率」は、2021年2月19日時点で「60%」に設定されています。

ちなみに、通貨別の貸し出し、借り入れ、担保率の情報などはサイト内で確認できます。

BUSDの概要欄

「Collateral Factor」というのが担保率を意味します。

担保率60%だと1,000ドルを担保にする場合は、最大で600ドルまで借りられますが、これを超えると強制清算されます。

なので最大まで借りる人はまずいません。

画面右側にある「Mint / Repay VAI」を選択すると、VAIの借り入れを行う画面が表示されます。

「SAFE MAX」を選択して「Mint VAI」をクリックする

任意の枚数を入力できますが、どれくらいの割合で借りればいいかわからない場合は、「SAFE MAX」を押すと安全な枚数を自動入力してくれます。

問題なければ「Mint VAI」ボタンをクリックしましょう。

処理が完了すると、「Borrow Balance」に借り入れ額が表示されているかと思います。

借入総額が表示される

SAFE MAXで借りると、だいたい40%ほどの割合になるようです。

少し物足りないな・・・と感じる方は、ご自身のリスク許容度に合わせて借り入れしてみてください。

ステーブルコインのような比較的価格が安定した通貨ではなく、価格変動が激しい通貨を担保にする場合は清算リスクが高くなります。

リスクを取った運用をするときは、定期的な資産管理を行うよう心がけてください。自分の場合は、価格変動の激しい、BTC、BNB、ETHを預けて運用している為、毎朝、確認するようにしています。

③:VAIをステーキングしてXVSをもらう

Venus Protocolの画面左側メニューの「Vault」に移動して、VAIを預けるために「Enable」ボタンをクリックします。

VAIステーク画面で「Enable」をクリックする

MetaMaskで「確認」を行って処理が終わったら、すべて預けるために「MAX」を押して「Stake」ボタンをクリックします。

「MAX」を選択して「Stake」をクリックする

これでVAIのステーキングは完了です。

この時点で、以下の3つの報酬が得られている状態になりますね。

  • 仮想通貨の貸し出しによる利息収入
  • 仮想通貨の貸し出しによるXVS報酬
  • VAIのステーキングによるXVS報酬

ステーキング分のXVSは、「Vault」のページ内で確認できます。

「Claim」でXVSを収穫できる

貯まったXVSは「Claim」から収穫できます。

「VAI Staking APY」は他と比べて高めの設定なので、資金に余裕がある方はXVSをガンガン収穫できそうですね。

貯まるのが待ち遠しいなぁ・・・

『DeFi』Venus Protocolの運用をやめる方法

今すぐどうこうではないけど、Venus Protocolから資金を引き上げる方法も知っておく必要はあります。

借りているVAIを返済する

VAIを借りてステーキングで運用している場合は、「Vault」のページで「Withdraw」しましょう。

「MAX」を選択して「Withdraw」でVAIを回収する

「MAX」を選択すれば、ステーキングしていたVAIをすべて回収できます。

次に「Dashboard」にある「Mint / Repay VAI」を開いて、Repay VAIを「Enable」ボタンで有効化します。

「MAX」を押して「Repay VAI」ボタンをクリックします。

「MAX」を選択して「Repay VAI」をクリックする

これで処理が完了すると、借りていたすべてのVAIを返済することができます。

特に難しい操作はないので、流れさえわかっていれば簡単です。

ちなみに、「Borrow Market」から通貨を借り入れした場合は、通貨を選択した画面で「Repay Borrow」から返済可能です。

貸し出した通貨を回収する

借りていた通貨をすべて返済したら、「Dashboard」の「Supply Market」で貸し出し中の通貨を選択します。

「Withdraw」を選択すると、回収する設定画面に切り替わります。

「SAFE MAX」を選択して「Withdraw」でBUSDを返済できる

「SAFE MAX」を押して総枚数になっているか確認したら、「Withdraw」ボタンをクリックしましょう。

問題なく処理されたら、貸し出した通貨の回収は完了になります。

最後にXVSの収穫忘れはないか、他に通貨が残っていないかを確認してくださいね。

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『DeFi』Venus Protocolで投資するリスク

Venus Protocolでは、2021年1月14日に「CAN事件」が起こっています。

これがどんな事件だったか、順を追って説明すると、

  1. CANトークンがVenusに追加される
  2. 供給全体の45%にあたるCANを大口ホルダーが供給
  3. CANを担保にBTCBとETHが借り入れされる
  4. VenusでBTCBが引き出せくなる

このときにVenus Protocolに預けていたユーザーは、ハッキングされたんじゃないか・・・と困惑する事態になりました。

ですが、結果的にはハッキングではなく、Venus Protocolの運営チームが迅速に流動性を供給したので、投資家が損をすることはありませんでした。

システムやプログラムにバグがあったわけでもなく、運営チームの独断でCANという謎トークンが担保資産に追加されたことが原因だったようです。

今回の一件でVenus Protocolは運営方法を見直し、2021年1月15日以降は中央集権的なサポートがなくなり、XVS保有者によって運営が行われます。

つまり、完全に分散化され、ガバナンスコミュニティ内の提案・投票によって方針が決まります

運営チームは、開発およびガバナンスコミュニティ内の活動支援を継続的に行っていくと発言しています。

そのため、今後はCAN事件のような事態は起こりにくくなりますが、こうした事件があったことは頭に入れておいてください。

Venus Community

BSC系DeFiはCPリスクが常につきまとう

Venus Protocolは、Binanceが提供しているBSC上で動作しているマネーマーケットになります。

そのため、BSCに持ち込んだ資産はBinanceが管理するという「CP(カウンターパーティー)リスク」があることも理解しておいてください。

これはETH系DeFiとは大きく異なる点です。

Binanceに何かしらの問題が発生して運営が止まると、BSCのウォレットにある資産が凍結され、動かせなくなるリスクがあります。

この辺は、結局のところBinanceを信頼できるかどうかの問題です。

個人的には、BinanceのCEOチャンポン・ジャオ(CZ)氏のDeFi構想に共感でき、「流動性・セキュリティ・安定性」は信頼に足る取引所だと思っています。

それにVenus Protocolはリターンがかなり優秀な部類なので、リスクを加味しても運用してみる価値はあるかなぁとも思ってます。

とはいえ、BSC系のDeFiはリターンに見合ったリスクが存在することを理解した上で、参入するかは自己判断で決めるようにしてください。何であれ投資は、自己責任で自己判断が必要です。これが出来ないなら、始めるべきではありません。

まとめ

ここで解説したVenus Protocolを利用すれば、仮想通貨を運用しながら利息がもらえるだけでなく、XVSトークンを報酬として受け取れます。XVSも仮想通貨なので、Venus Protocolの需要が高まれば、価格高騰によって資産価値も増えます。

仮想通貨は今後、値上がりしたら売却する、ではなく運用しながら値上がりを待つ、というフェーズに移行するんじゃないか?と思われます。

ちなみに、Venus Protocolで借りた通貨をPancakeSwapの流動性供給に預けてCAKEトークンをもらう、という方法もあります。VAIとBUSDを借りてペアで預けるイメージです。

こちらの年利は約40~50%ほどあるので、VAIステーキングより利回りがいい場合があります。

自分も実際にPancakeSwapでも運用しているので、興味がある方はPancakeSwapも触ってみてください。

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